■汚れとシミ


一口に汚れといっても、衣類に付く汚れは汗から食べ物のシミまでさまざまです。
この汚れを大別すると、人体から分泌されるものと人体外からの汚れに分けられ、人体からの分泌物には汗、皮脂、尿、表皮剥落物、血液など、人体外からの汚れにはホコリとシミなどがあげられます。

■汚れの性質

汚れの性質は、有機溶剤と水に対する溶解性から3つに分類することができます。
有機溶剤に溶けにくく水に溶けるものが水溶性汚れ、有機溶剤に溶け水に溶けないものが油溶性汚れ、有機溶剤にも水にも溶けないものが不溶性汚れです。 クリーニング店では、こうした汚れの性質に応じた洗い方を行っており、ここが家庭洗濯との違いと言えます。

水溶性汚れの代表的なものには、尿素、たん白質、アンモニア、糖類、でん粉や塩分などがあり、身近なものとしては汗や尿があげられます。

油溶性の汚れには、油脂、皮脂、機械油、化粧品、食用油、グリースなどがあり、身近なものとしてはドレッシング、マヨネーズなどがあげられます。

不溶性の汚れは、ホコリが主です。他にはドロ、セメント、スス、繊維くずなどがあげられます。


■汚れの弊害

衣類についた汚れは、衣類の通気性や保温性などの機能が低下、カビ発生の原因になるなどの保健衛生上にも、衣料の寿命を短くする、人や自分に不快感を与えるなどの精神衛生上も問題が発生し弊害があります。
汚れた衣類は、こうした弊害から守るためにも、早めのクリーニングや洗濯が必要です。

 

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