2008年8月

政府がクリーニング業における原油等価格高騰対策ポスターを作成



  政府では、6月26日に「原油等高騰に関する緊急対策関係閣僚会議」を開き、その中でクリーニングを利用するお客さまに向けて、コスト上昇分の価格転嫁を行うことについての理解を求めるポスターを作成することを決定した。これを受け、所管の厚生労働省では、下のポスター(現物はA2サイズ)を作成し、8月末より全国のクリーニング店(取次のみ含む・約15万ヶ所)へ配布を行っている。 


以下、厚生労働省からのリリースの抜粋
(厚生労働省からのリリース詳細はこちらをご覧ください↓)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/08/h0820-3.html



 昨年末より続く未曾有の原油価格高騰により、食料、飼料、原材料等価格の高騰と相まって、各業界、国民生活全体に影響が出ている。 
クリーニング業界においても、洗剤・溶剤等の値上がりにより大きな影響を受けている。
 今般、厚生労働省として、本年6月26日の「原油等価格高騰対策」(原油等高騰に関する緊急対策関係閣僚会議)を踏まえ、以下の趣旨によりポスターを作成した。

・クリーニング業において、ボイラー燃料及び洗剤・溶剤並びに包装材といった原油を主要原材料とする資材等が値上がりしている中、中小零細企業が多く、価格転嫁について苦慮している状況にある。

・個々のクリーニング業の営業者が、今後とも「衛生水準の確保」と「安定したサービスの提供」を行うためには、原油等の価格上昇分の転嫁等を行うことが必要となっている状況について、利用者に説明し、理解を求めるためポスターを作成した。

(参考)
○ クリーニング業は、人体の分泌物、ほこり、微生物等により汚染された衣料等を処理する営業であり、特に近年はノロウイルス等といった感染症への対策が求められ、国民の日常生活において、公衆衛生上の重要な役割を果たしている。

○ 当該業種は国民生活に密着した業種であり、適切な価格設定等によって経営の安定化を図ることで、クリーニング所における施設・設備及びクリーニング製品の「衛生水準の確保」を行うことが不可欠であり、また、衛生的で快適な衣料・住環境を確保するため、クリーニング業における「安定したサービスの提供」を行うことが重要となっている。




  クリーニング業は、ドライ溶剤、洗剤、ハンガー、ポリ包装材、ボイラー燃料、集配車の燃料など、営業に必要なほぼ全ての原材料が石油に関連している業種である。
 この未曾有の原油価格高騰のなか、中小零細企業が多く、また生活密着産業であることから、価格転嫁に踏み切れずにいる店も多い。

 
各店でエネルギーの節約やリサイクル等につとめているがもはや自助努力では対応できない状況にあり、
今年の2月25には自民党視察団によるクリーニング店視察が行われるなど、マスコミでも多く取り上げられてきたところである。

 本業の社会的使命である公衆衛生を維持し、安定したサービスを利用者の皆様にお届けするためにも、ご覧の皆様にもぜひご理解いただけますよう、お願い申し上げます。

PDFファイルはこちら(850KB)
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大学生15名がクリーニングを学ぶ・衣料管理実習

 8月4日(月)〜8日()にかけて、全ク連で毎年恒例となった「1級衣料管理士」資格取得のための実習が行われた。全ク連では、都内7大学から資格取得を目指す大学生15名(主に被服学を学んでいる学生)を受け入れ、5日間でクリーニングに関する様々な実習を行った。

 実習内容としては、繊維製品やクリーニングの知識のみならず、業界を取り巻く動きや、消費者団体の活動も紹介。また挨拶や礼儀といった、社会人として必要なマナーについても職員が指導した。

 最終日の8日(金)には学生が店員に扮し、クリーニング店のカウンターを想定した中で、受付のロールプレイングを行ってもらうことで修了試験とし、学生達は5日間で得た知識を存分に披露してくれた。


●5日間の主なスケジュール

8月4日(月)・・・クリーニングの受付に挑戦!クリーニングの基礎知識衣類のトラブルの実態
8月5日(火)・・・クリーニング工場見学(潟Tンランドリーにて)
8月6日(水)・・・事故品鑑定
8月7日(木)・・・全ク連事業の紹介アイロン実習(東京都クリーニング組合にて)
8月8日(金)・・・クリーニング業界の動き主婦連合会訪問受付実習成果発表


 クリーニング工場見学をする実習生ら(潟Tンランドリーにて)