お知らせ

2016年12月8日

クリーンライフビジョン21 2016東京国際クリーニング総合展示会を開催

このエントリーをはてなブックマークに追加
20161208-2

当連合会は12月2日(金)~4日(日)の3日間、東京ビッグサイト東4・5ホール(東京都江東区)でクリーンライフビジョン21-2016 東京国際クリーニング総合展示会を開催しました。
会場を同じくして第1回国際コインランドリーEXPO 2016を同時開催した今展示会の出展規模は166 団体・社、529小間となり、10,292名のご来場いただきました。

会場では出展各社が機械・資材やサービスの展示・提案を行うとともに、会場内に設けられたセミナー会場では3日間にわたってクリーニング業の経営や衛生および防災に関わる内容のセミナー、出展者プレゼンテーションが開催され人気を博しました。

加えて、12月1日(木)と2日(金)に催行した視察ツアーではクリーニングやコインランドリーの店舗を見学し、参加者は熱心に店舗内を見たり質問を行ったりしていました。

開催概要

大会名

クリーンライフビジョン21-2016 東京国際クリーニング総合展示会
第54回全日本クリーニング研究大会・機械資材展示会

会期

2016年12月2日(金)~4日(日)

会場

東京ビッグサイト 東4・5ホール
東京都江東区有明3-10-1

開催時間

10:00 ~ 17:00(最終日は10:00 ~ 16:00)

主催

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会

後援

厚生労働省
経済産業省
環境省
東京都
独立行政法人中小企業基盤整備機構

協 力

一般社団法人日本産業機械工業会
日本クリーニング用洗剤同業会
全日本クリーニング機材商協議会
全国機材商経営同友会
クリーニング情報ネットワーク協議会

同時開催展

第1回国際コインランドリーEXPO 2016

出展規模

166団体・社、529小間

来場者数

12月2日(金) 来場登録者数4,394人  延べ人数6,994人
12月3日(土) 来場登録者数2,575人  延べ人数5,369人
12月4日(日) 来場登録者数3,323人  延べ人数5,162人
 合     計 来場登録者数10,292人  延べ人数17,525人

※ 出展規模および来場者数は、CLV21-2016 東京国際クリーニング総合展示会と第1回国際コインランドリーEXPO 2016 の双方の合計となります

※ 出展者数は共同出展を含みます

※「来場登録者数」は、入場時に受付にて登録いただいた数字であり、2日以上来場された方も1人としてカウントしています

※「延べ人数」は、展示会開催期間内に、展示会入場口より入館した総入場者数(出展者等を含む)

20161208-4

開会式

20161208-9開会の挨拶を述べる小池会長

12月2日(金)の開会式で小池広昭会長は、「皆様のご協力を得て、第54回目となる今展示会を盛大に開催できることに心から御礼申し上げます。12月1日からは新JISがいよいよ開始となり、またそれ以外にも社会構造や消費者ニーズの影響を受け、クリーニング業界も変化してきています。本日より3日間、展示会を通じてクリーニング業界を盛り上げてまいります。」と述べました。

また、来賓として厚生労働省 医薬・生活衛生局 生活衛生・食品安全部 生活衛生課・榊原毅課長、経済産業省 製造産業局 産業機械課・片岡隆一課長、環境省 地球環境局 地球温暖化対策課・松澤裕課長、東京都 福祉保健局 健康安全部 環境保健衛生課・木村秀嘉課長、株式会社日本政策金融公庫・岡部修常務取締役にご臨席いただき、クリーニング業界における公衆衛生やサービスの更なる向上、および環境対策に対する取組み等へ、期待の言葉をいただきました。

20161208-8主催者、ご来賓によるテープカット
20161208-10開会式の後には内覧を行い、来賓の方々が展示会場を視察した

第29回全国ワイシャツ仕上競技大会

20161208-6

全国10ブロックから選出された代表が厚生労働大臣賞(優勝)をかけて、アイロン技術を競う「全国ワイシャツ仕上競技大会」を12月4日(日)にイベントステージにて開催しました。

厚生労働省 医薬・生活衛生局 生活衛生・食品安全部 生活衛生課・新津幸義課長補佐のご臨席のもと、選手たちは18分間の制限時間内に2枚の綿100%のワイシャツをそれぞれ「たたみ」「立体」で仕上げました。

仕上がったワイシャツの「乾き具合」「シワ」「商品価値」、そして「競技中の態度」の4つの観点から厳正に審査された結果、厚生労働大臣賞には北海道ブロックの青山正義氏(北海道組合)が輝きました。

20161208-7優勝した北海道ブロック代表・青山氏

大会結果

厚生労働大臣賞

 北海道ブロック代表 青山 正義氏(北海道組合)

CLV21 大会会長賞

 神静ブロック代表 小坂 達也氏(神奈川県組合)

ビジョン21賞

 東京ブロック代表 大島 文男氏(東京都組合)

優秀賞

 東北ブロック代表 寺澤 昭一氏(宮城県組合)
 関東甲信越ブロック代表 有賀 茂雄氏(山梨県組合)
 東海北陸ブロック代表 坂倉 伴宣氏(三重県組合)
 近畿ブロック代表 松田 成司氏(滋賀県組合)
 中国ブロック代表 古江 伸介氏(広島県組合)
 四国ブロック代表 大西 輝和氏(愛媛県組合)
 九州ブロック代表 兼子 昇剛氏(長崎県組合)

20161208-5

充実の企画コーナー

ウエットクリーニング記号対応コーナー

20161208-12ウエットクリーニング記号対応コーナー

平成28年12月1日に新JIS(JIS L 0001)が施行されたことを受けて、新たに設けられたウエットクリーニング表示の詳細と対応を周知すべく、全ク連ではウエットクリーニング記号対応コーナーを設置しました。

このコーナーではウエットクリーニング記号の試験方法やMA布を用いた洗濯機械力(MA 値)の測定方法をパネル掲示しました。
また、数種類の家庭用洗濯機の「デリケートな衣類を洗濯するコース」でMA 値と洗浄効率を測定した結果を洗濯済みのMA布と人工汚染布を展示しながら紹介したのに加えて、家庭用洗濯機の実物を設置して展示会場でもMA値測定のデモンストレーションを行いました。

事故品展示コーナー

20161208-14クリーニング事故品の実物に触れて確かめる来場者

来場者にクリーニング事故防止を啓発すべく、ウエットクリーニング記号対応コーナーに隣接して事故品展示コーナーを設けました。

同コーナーはクリーニング技術部会の要請を受けて東京都組合が企画し、クリーニング事故の起きた衣料の実物を展示するとともに日本語と英語でそれぞれパネルを設け、衣類の組成や取扱い表示、事故の原因などを紹介しました。

20161208-15国際展示会ということもあり、和文・英文の両表記とした

 

海外視察団との交流

中國洗染業國際交流團との交流

展示会会期中には中国や台湾、ドイツなど、海外から業界団体の視察団が来訪して大会役員と交流を深めるとともに、クリーニング業の発展に向けた協力体制を確認しました。

VDMA(ドイツ機械工業連盟)衣料皮革技術工業会との面談

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会コーナー

防災コーナー

20161208-19

地震や豪雨などの自然災害が日本各地で発生していることから、防災の呼びかけと意識向上を目的として防災コーナーを設置しました。

同コーナーでは先般作製した防災パンフレットの内容をパネルで展示するとともに、A5 サイズにした携帯版を配布しました。また、ドキュメンタリー映像「被災組合員の当時と今」を放映し、災害の恐ろしさや防災の必要性、事業者を支える組合の意義などを紹介しました。加えて、公益財団法人市民防災研究所に協力いただき災害発生時に役立つ防災用品や防災アイデアをパネルで紹介しました。

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会事業紹介コーナー

当連合会の活動や成果物を紹介するためのコーナーでは、新JIS施行にあわせクリーニングニュースで掲載してきた特集の紹介や、エステー株式会社とタイアップして行っているクリーニングと防虫剤の活用による衣類を長持ちさせるための正しい衣類ケアの普及啓発活動の紹介、今年度に全国で行った警察マスコットへの感謝状贈呈セレモニーの報告などを行いました。

20161208-16

加えて、クリーニングギフト券や販売サイトの紹介を行うクリーニングギフト券コーナーを設けてPRに努めたほか、物販ブースでは店頭で利用者にウエットクリーニングをアピールするための「ウエットクリーニング取扱いステッカー」やこの度改訂した「クリーニング技術の手引」などを販売しました。

次回開催予告

次回のCLVの開催に関して会期中に団体関係者・記者懇談会を行い、その内容・基本方針が発表されました。

CLVクリーニングフェストOSAKA2018のご案内

来年度のCLVは、装いも新たに『CLV クリーニング フェスト OSAKA 2018』として来年大阪で開催いたします。

会期

2018年2月16日(金)~ 17日(土)/予定

会場

コングレコンベンションセンター(大阪府大阪市)
※JR大阪駅北口から直結した会場です