お知らせ

2013年8月29日

平成25年度衣料管理実習を実施 16名の実習生がクリーニングの知識や技術について学ぶ

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全ク連は7月29日(月)〜8月2日(金)の5日間、「衣料管理実習」を実施しました。
この実習は、アパレル企業の品質管理部門等で活躍する専門職「1級衣料管理士(TA)」の資格取得のために繊維製品やクリーニングに関する企業等で研修を行うものである。今回は、7大学から、16名の学生を受け入れました。
実習では、主にクリーニング綜合研究所の所員が実習生を指導しました。クリーニング綜合研究所では繊維製品の適正なクリーニング方法をはじめとしたクリーニングに関する各種研究や、クリーニング事故衣料品の鑑定業務を行ないました。
実習生たちは所員からクリーニングの基礎知識やクリーニングトラブルの実態を学んだ上で、事故品鑑定の実習を行ないました。
また、組合員店でクリーニング作業を見学したのに加えて、東京都クリーニング生活衛生同業組合で組合役員の指導によるワイシャツのアイロン実習、全国組織の消費者団体である主婦連合会への訪問をしました。最後に、実習結果を踏まえてクリーニング店での理想のカウンター接客についてロールプレイングを行ないました。
クリーニング綜合研究所では、衣料管理実習での正しいクリーニング知識の普及を通じ、実習生が将来アパレルや繊維関係の業界等に携わった際にその知識を活かしてクリーニングトラブルの未然防止につなげてもらうよう、今後もこれまで蓄積してきた研究成果等に関する情報発信や研究業務を行ってまいります。