お知らせ

2014年8月29日

平成26年度衣料管理実習を実施 学生たちが実習を通じてクリーニング知識を学ぶ

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7月28日(月)〜8月1日(金)の5日間、当連合会は「衣料管理実習」を実施しました。
衣料管理実習とは、アパレル企業などにおいて繊維製品の企画・生産や品質保証、消費者対応といった分野で活躍する専門職「1級衣料管理士(TA)」の資格取得のために、繊維製品やクリーニングに関する企業等で研修を行うもので、当連合会も受入れを行っております。今年は、6大学から10名の学生を受け入れました。
実習は、クリーニング綜合研究所の所員が中心となって学生を指導ししました。クリーニング綜合研究所では、繊維製品の適正なクリーニング方法をはじめとしたクリーニングに関する研究や、クリーニング事故衣料品の鑑定業務などを行っております。
実習生たちはクリーニングの基礎知識や業界の課題とこれからの方向性、業界が取り組む安全・安心対策など、クリーニング業界の現状について包括的に学んだ後、事故品鑑定の実習に取組んでおりました。
また、クリーニングの現場を知るために組合員店を訪問してクリーニング作業を見学したのに加え、東京都組合で組合役員の指導を受けてワイシャツのアイロン実習を行いました。さらに、全国組織の消費者団体である主婦連合会に伺い、消費者トラブルの事例などを学びました。
最終日には実習結果を踏まえてクリーニング店での理想のカウンター接客についてロールプレイングを行いました。
クリーニング綜合研究所では、衣料管理実習を通じてクリーニングの正しい知識を普及し、将来実習生がアパレルや繊維関係の業界等に携わった際に知識を活かしてクリーニングトラブルの未然防止につなげてもらえるよう、今後も受入れを行っていきます。