お知らせ

2011年6月23日

政府「二重債務問題への対応方針」固まる〜全ク連では引き続き「ゼロ金利」を要望〜

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政府は先ごろ関係閣僚会合にて、東日本大震災の被災地域における「二重債務問題への対応方針」をまとめました。これには、二重債務問題解決に向けた個人住宅ローン対策や中小企業等への支援の方向性が示されています。
ポイントは以下の通りとなっておりまして、今後具体的な方策が示されることとなります。
?事業再生
旧債務(震災前の借り入れ、債権等)の買取等と、新債務(事業再生借り入れ)のための公庫融資の拡充等
?住宅
既存の住宅ローンの猶予や金利引き下げ、また新たな住まい確保のための公営住宅の建設支援
全ク連並びに、業界を横断的に組織するクリーンライフ協会(全ク連も加盟)では、政府等に対してクリーニング業者復興のための政策融資の「ゼロ金利」「償還期間のさらなる延長」を要望しております。
クリーニング業界は被災地域における衛生確保という社会的責務を担っています。被災住民の皆様に憲法第25条「生存権」で認められている健康的な生活を送っていただくためにも、被災地域のクリーニング業者が1日でも早く立ち上がれるよう一層の指導と支援をお願いしたいところです。
政府の二重債務問題の方向性はこちら
二重債務問題への政府の対応方針
二重債務対策プログラム〜事業と住まいの再生支援