ソープ濃度測定セットの使用方法

ソープ濃度測定セット

ドライソープ濃度の確認には、写真の器具を使用します。
全国クリーニング生活衛生同業組合連合会では、これらの器具一式を「ソープ濃度測定セット」として6,171円(送料・消費税込み)で販売しています。

セットに入っている器具

1. ポリシリンダー
2. ピペット
3. 保存びん
4. カップ
5. ふた付試験管・試験管立て
※解説手順書・DVD付

ソープ濃度測定セット

ドライソープ濃度確認法の概略

ドライソープ濃度の確認は次の手順で行います。
1. ドライソープをチャージした石油系溶剤と水を試験管内で混合して白濁させます。
2. 白濁した混合液を静置すると石油系溶剤の層と水の層に分離します。
3. 白濁した混合液が石油系溶剤の層と水の層に分離していく経過を比較することでドライソープ濃度の過不足が確認できます。

石油系溶剤の層と水の層に分離していく経過の比較は、メーカーが指定するソープ濃度に調整した石油系溶剤チャージ液(以下、標準液)とドライ機ベースタンク中の石油系溶剤(以下、濃度確認液)の二つを使って行います。

ドライソープ濃度確認法の概略 白濁した混合液を静置すると石油系溶剤の層と水の層に徐々に分離していきます。

ドライソープ濃度確認法の概略 ドライソープ濃度が少ないほど早く分離します。

ドライソープ濃度確認法の概略 標準液(右)よりも濃度確認液(左)のほうが早く分離すればベースタンク中のドライソープ濃度が不足していることになります。

ドライソープ濃度の確認手順

ソープ濃度測定セットを使った確認手順は次のとおりです。

1. メーカー指定濃度のドライソープをチャージした標準液の調整
1-1. 使用している石油系溶剤800mlをポリシリンダーで測りとり、保存びんに移す
ドライソープ濃度の確認手順
1-2. 使用しているドライソープをピペットで測りとり、保存びん内の溶剤に加える

・メーカー指定濃度が0.5%の場合は溶剤800mlに4mlのドライソープを加える
・メーカー指定濃度が1%の場合は溶剤800mlに8mlのドライソープを加える
※800mlの標準液で約260回の確認作業が可能

ドライソープ濃度の確認手順

ドライソープ濃度の確認手順
2. ドライ機ベースタンク中のドライソープ濃度の確認
2-1. 濃度確認液(ドライ機ベースタンク中の石油系溶剤)をボタントラップ等からカップに採取する
2-2. メーカー指定濃度のドライソープをチャージした標準液をカップに移す
ドライソープ濃度の確認手順 ベースタンクから採取した濃度確認液(左)と標準液(右)
2-3. 2本の試験管に3mlの水を加える
ドライソープ濃度の確認手順

ドライソープ濃度の確認手順
2-4. 3mlの水を加えた試験管の一方に濃度確認液(ベースタンクから採取した石油系溶剤)を3ml、もう一方の試験管にメーカー指定濃度のドライソープをチャージした標準液を3mlそれぞれ加える
ドライソープ濃度の確認手順

ドライソープ濃度の確認手順 試験管内は石油系溶剤と水の2層に分かれる。
2-5. 同じ条件にするため、片手に2本の試験管を持って、溶剤と水が完全に混ざり合って白濁するように上下に強く振る
ドライソープ濃度の確認手順

ドライソープ濃度の確認手順
2-6. 2本の試験管を試験管立てに立てて静置し、白濁した混合液が石油系溶剤の層と水の層に分離していく経過を比較する

石油系溶剤層と水層が分離していく経過 濃度確認液(ベースタンク中)のドライソープ濃度が不足している場合

ドライソープ濃度の確認手順 溶剤と水が混ざり合って白濁した状態。(左:濃度確認液、右:標準液)

ドライソープ濃度の確認手順 濃度確認液上部の濁りが取れ、溶剤層と水層の分離が始まる

ドライソープ濃度の確認手順 標準液の分離が始まる。濃度確認液は底の方からも分離が始まっている。

ドライソープ濃度の確認手順 標準液の底からの分離が始まる。濃度確認液は、溶剤層と水層の分離が終了する。

濃度確認液(ベースタンク中)のドライソープ濃度が不足している場合は、標準液よりも溶剤層と水層が早く分離します。逆にドライソープ濃度が過剰な場合は、標準液よりも分離が遅くなります。

動画での作成手順

ソープ濃度測定セットの使用方法は動画(YouTube)でもご覧いただけます。

ソープ濃度チェック表

ソープ濃度測定セット購入時に添付されているソープ濃度チェック表のデータです。
必要に応じてダウンロードしてください。
ソープ濃度チェック表(Excel形式)