経営・技術サポート

技術情報

クリーニング技術部会(略称:技術部会)に加入していただきますと、毎月発行の「技術情報」誌を購読できます。
クリーニングの技術、とは果たしてどういうものでしょうか?
シミ抜きのことでしょうか?アイロン仕上げのことでしょうか?ソープ濃度管理のことでしょうか?ウエットクリーニングのことでしょうか?
それぞれの業者で、その意味するところは千差万別だと思います。
技術部会では、【技術】をお客様にお返しする際の最終商品としての完成度であると考えています。
そのような考えの下に「技術情報」誌には、上記のことも含め、クリーニングの技術的側面に密接な関わりがある様々な情報が掲載されておりますので、最終商品の完成度につながる全般的かつ平準的な知識向上が図れます。知識がどこか一片に偏ることがないよう、編集に務めております。
クリーニングは化学なのです。
ぜひとも「技術情報」誌で研鑽を図ってください。

技術情報バックナンバー紹介ページはこちら

記事サンプル

シミ抜き入門講座:油性ボールペン
男性ファッションの定番アイテム:ワイシャツ仕上げでの問題
繊維基礎講座:ポリエステル繊維

※情報をご覧いただくためには Adobe®Reader をダウンロードしてください。

講師派遣

全国の各組合では、組合員を対象としたセミナー等を年数回開催していることと思います。全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(略称:全ク連)では、ご希望のテーマに沿って講師を派遣いたします。また、テーマ設定の段階からご相談をうかがいますので、ご一報下さい。
全ク連の役職員が講師を努める場合、基本料金(組合開催)は《現地までの往復旅費+講演1時間あたり11,000円(10%消費税込)》となっています。また、役職員以外の外部講師については《現地までの往復旅費+講師料(講師ごとに異なります)》です。
まずは、全ク連までご一報下さい。有意義なセミナーの開催をお手伝いします。
なお、各地域で開催される学会や消費者センター主催セミナー、アパレル団体・企業研修等でもクリーニングに関することをお話しできますので、組合に依頼があった際には全国クリーニング生活衛生同業組合連合会までご相談下さい。
なお、お申込みは各組合の理事長から全ク連会長に依頼する形となりますのでご了承ください。(事前の相談は全ク連で受け付けています)

講師派遣を行なった際のセミナーテーマ例

「洗浄評価試験 ~自店の洗いのレベルを知ろう~」
「クリーニング綜合研究所に持ち込まれる事故品の実態」
「クリーニング業界における事業承継の問題点について」
「クリーニング業界新ビジョン ~これからの業界を考える」
「繊維検査機関に持ち込まれたクリーニング事故」
「消費者クレームの実態について 消費生活相談員から見たクリーニングトラブル」
「JISからISOへ ケアラベルに関する最新動向」

ドライクリーニング洗浄試験

クリーニングと言えば、やはりお客様に「白さ」と「清潔さ」を提供する商売です。そこで、組合員の皆さんのドライクリーニングの品質をチェックするのがこの洗浄評価試験の目的です。人工汚染布と3種の白布(綿布、ポリエステル布、不織布)を用いて実際にお店でクリーニング処理をしていただき、当所では、反射率によって、洗浄率と再汚染率を測り、コメントを添えてご報告します。
クリーニング技術部会が全国規模で実施したドライクリーニング洗浄試験のデータから、自店の洗浄率と再汚染率がどのくらいのレベルにあるかを知ることができます。
洗浄率と再汚染率の数値から、洗浄工程の管理状態やソープ、フィルターの効果など技術的な検討ができます。

申し込み方法

諸経費を含めて5,500円となります。全ク連に、「ドライクリーニング洗浄評価希望」と書いて、現金書留でお申し込みください。入金確認後、洗浄評価試験セットをお送りします。(※組合員以外の方からは11,000円で受け付けています)

試験結果

洗浄した布が全ク連に届いてから10日~2週間程度で試験結果をお知らせします。洗浄率と再汚染率そしてそれらの結果に対するコメントを添えて、全国の他のクリーニング業者と比べてどのくらいのレベルにあるのかをお知らせします。

各クリーニング業者に対する政策融資

クリーニングという仕事は国民生活にとって衛生面等で無くてはならないものです。憲法25条・生存権の理念に基づく衛生法規体系の中にクリーニングという仕事は位置付けられており、株式会社日本政策金融公庫による政策融資が我々をバックアップしてくれています。
元々、昭和40年に業界側の強い要望で環境衛生金融公庫が設立されて国家予算の中で融資が取り扱われるようになり、その後、法律改正等を経て現在の日本政策金融公庫・国民生活事業(生活衛生融資)に引き継がれています。
組合員にとっては、有利に借り入れができる制度もありますので、ぜひ有効に活用してください。

融資の対象となる方

日本政策金融公庫・国民生活事業は、衛生水準を高め、近代化を促進するために、生活衛生貸付の融資を通じて、組合員を中心としたクリーニング業者の皆さんのお手伝いをさせていただいています。

融資のご案内

一般貸付(生活衛生貸付)
クリーニング業者の皆さんが利用できます。

振興事業貸付
組合員の皆さんが特別に利用できる制度です。

生活衛生改善貸付
組合員の皆さんが、組合理事長の推薦により利用できる制度です。(常時使用する従業員数が5人以下の会社または個人に限ります)

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