お知らせ

2018年2月1日

全ク連は、斡旋品「ソープ濃度測定セット」について、平成30年2月1日以降販売分より器具の仕様を一部変更して販売します。

このエントリーをはてなブックマークに追加

「ソープ濃度測定セット」は、厚生労働省が発出した「クリーニング所における衛生管理要領」で示した引火性溶剤の取扱いに対応するために平成22年10月から取扱いを開始しています。
衛生管理要領には、石油系溶剤を使用するドライクリーニング工場の安全対策として「洗濯の頻度に応じ、洗剤の濃度測定を行うこと」との規定があり、静電気の発生防止に必要な洗剤濃度が確保されていることを簡単な操作で確認できる器具一式をセットにしています。

また、国土交通省が「引火性溶剤を用いるドライクリーニング工場に係る技術的基準の手引(第1版)」で石油系溶剤を使用するドライクリーニングの安全対策として、引火性溶剤の体積抵抗率は109Ω・m以下が望ましいとしています。
さらに、溶剤に混入する水分による被洗物への影響を抑えるためにも、ソープ濃度を適正に管理することが必要となります。

今回は、適正量のソープ濃度に調整した標準液を入れる「保存ビン」を従来の樹脂製から目盛付きのガラス製に変更しています。
これにより従来計量のために別途必要だった「ポリシリンダー」が不要となり、手順の簡略化およびキットがコンパクト化をしました。

なお、ソープ濃度を測定する基本手順に大きな変更はありません。販売価格も従来どおり6,480円(消費税・送料・代引き手数料込み)で販売します。

斡旋品の紹介