お知らせ

2019年4月8日

収益力向上パワーアップセミナーを全国7ヶ所で開催し合計224名が参加 青年部活動のPRおよび生産性向上のための業務改善に役立つテーマで開催

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

【3月3日(日) 盛岡会場】 「青年部へようこそ」の講演で自身の経験を交えながら中青会活動をPRする鳥塚部会長

中央青年部会(鳥塚浩部会長/以下、中青会)は、2月末から3月中旬にかけて全国7ヶ所で「収益力向上パワーアップセミナー」を開催し、合計224名が参加しました。

セミナーは3部構成で行い、第1部では「青年部へようこそ」と題して中青会役員が講師となり、本セミナー企画の第一の目的である新規青年部員掘り起しのため、中青会事業の紹介や活動の意義について説明をしました。主に近年の活動報告として、クリーニングサービスに関する利用者意識調査(以下、利用者意識調査)によるマーケティングやクリーニングの接客技術を競う「C-1ジャパンカップ2018」での優勝、WEB会議の推進等の取組みを報告したほか、活動を通じて広がる人とのつながりをPRしました。

また、今後は組織運営のために親組合と中青会との更なる連携が必要になってくることや、青年部活動の成果を報告・共有することで組合活動に貢献し理解を得ることの重要性を訴えました。

第2部では「最低賃金制度周知と各種助成金の活用について」をテーマに、各地の働き方改革推進支援センターより講師を招いて講演を行い、地域別最低賃金額の確認や業務改善助成金の紹介、年次有給休暇に関する改正労働基準法等について説明をしました。

第3部は各会場で講演テーマを設定し、利用者意識調査の結果と活用について講演と参加者によるグループディスカッションを実施したほか、外部講師を招いて生産性向上のための業務改善やクリーニング技術向上をテーマに講演を行いました。第3部の講演はクリーニング店からお客様への情報発信の方法や、自店の外交営業、紳士服の仕上げ技術等をテーマとしているため日々のクリーニング業務に直結した内容となっています。参加者からは親世代と子世代が自店の業務改善について話し合うきっかけになった等の感想も寄せられました。

なお、中青会では今回のセミナー企画を足掛かりに、具体的な加入促進策の検討や対象者へのアプローチ、次回以降のセミナー企画等、活動を継続していきます。

【2月23日(土) 札幌会場】 大阪府組合の現役組合員でもあり、コンサルタント業務を行う有限会社エルコーポレーション代表取締役の瀧藤圭一氏が、外交営業で新規顧客を獲得するためのノウハウについて講演を行った
【2月24日(日) 福井会場】 株式会社はりまやクリーニング代表取締役の馬道正行氏が、クリーニングにおけるトヨタ生産方式の導入とその効果をテーマに、効率化のための作業平準化の考え方について説明した
【3月3日(日) 埼玉会場】 「長期間放置品解消について」をテーマに、全ク連事務局長の半田裕施氏が今後放置品を発生させないための契約方法や顧客への周知方法等について説明した
【3月10日(日) 大阪会場】 「クリーニングを想像し 創造する」をテーマに、青山ビジネスパートナーズ代表の青山達也氏が、顧客の分析を行った上での効果的な販促や労力・コストと売上のバランスについて解説した
【3月10日(日) 広島会場】利用者意識調査に関するグループディスカッションに加え、今後の青年部活動および加入促進の方法についても現役青年部員を中心に現状の共有および意見交換を行った
【3月10日(日) 福岡会場】「紳士服の基礎」をテーマに、元株式会社PONTE JAPAN営業部長の竹内康人氏が講演を行い、紳士服の構造を理解することで完成度の高い仕上りを実現し、顧客満足度を向上させる方法を解説した。