お知らせ

2014年5月26日

クリーニングサービスに関する利用者意識調査報告書完成 「夏のスーツメンテナンス〜酷暑に負けない衣類のケア〜」(中央青年部会)

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中央青年部会(小黒一也部会長)の需要開発研究委員会(西村英男委員長)が企画し、全国の青年部員が中心となり調査を行っております「クリーニングサービスに関する利用者意識調査」の報告書がまとまりました。
平成25年度は調査テーマを「夏のスーツメンテナンス〜酷暑に負けない衣類のケア〜」とし、平成24年度に調査を行いましたダブルクリーニングの具体的な需要拡大策として夏のスーツに焦点を絞り調査しました。
その理由として、
1.近年の猛暑やゲリラ豪雨などの日本の気候の変化や、夏場の節電等により汗をかく機会が増大していること
2.女性の社会進出によりスーツを多数持った働く女性が増え、おしゃれに敏感な顧客層として潜在的な需要があること
が挙げられます。
これらの要因を背景に、現在ホームクリーニングの安定した収益の柱となっているスーツを、より頻繁に出していただくこと(回転数を上げること)を目的としております。
設問では夏に着用するスーツの保有数や着用頻度、クリーニングに出すきっかけ等について実態調査を行っており、結果からまだまだ販促の余地があることが明らかとなりました。
調査結果を受けた考察・提言では、「スーツの保有着数が少なく着用頻度が高い10〜30代」、「1着あたりの着用頻度が低く、衣替えをきっかけにクリーニングを利用する40〜60代」という分析を導き出し、実態に合わせた年代別のアプローチ方法を提案しております。
また、利用者への販促方法・タイミングについて受付からお渡しまでの工程をイラストで図解し、受付担当者と技術スタッフが連携し効果的な販促を行うための課題を明らかにしました。また、今回は「役に立つ、スグに使える報告書」を目指し、提言と連動した販促アイテムのサンプル例を多数巻末資料として掲載しております。
報告書は組合および青年部、関連団体、全国の消費生活センターに送付しております。なお、内容についてクリーニングニュース6月号の特集、中青会の広報誌「中青会活動白書」でも取り上げております。
全国クリーニング生活衛生同業組合連合会 中央青年部会 ウェブサイト