お知らせ

2019年11月1日

POSレジガイドブック「〈クリーニング店〉POSレジのすすめ」を作成
ICT化や長期間放置品対策の推進に活用

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POSレジの基礎や特長を簡潔な文章で分かりやすく紹介している

全ク連はこの度、厚生労働省の令和元年度生活衛生関係営業対策事業費補助金を活用して、クリーニング業界団体に加えてPOSレジメーカーおよびその団体を委員としたワーキングチームを設立し、クリーニング業界でのPOSレジ導入を推進するためのガイドブック「〈クリーニング店〉POSレジのすすめ」(以下、POSレジガイドブック)を作成、組合員をはじめとするクリーニング事業者に配布を行いました。

全ク連では今年度の重点事業として、クリーニング業界におけるキャッシュレス化への対応やICT(情報通信技術)化およびPOSレジ導入の推進、POSレジを活用したお預り品や顧客情報の管理による長期間放置品解消対策に取り組んでいます。

その一環として、これまでにキャッシュレス端末「タイムズペイ」の導入や、キャッシュレス化とPOSレジの普及を目的としたイベント「クリーニング業のICT活用促進セミナー — CLVセミナーセッション2019 —」(以下、ICT活用促進セミナー)の全国3都市(東京・大阪・福岡)での開催を行っています。

今回のPOSレジガイドブックはPOSレジの一層の導入推進を目的としたもので、A4判とA5判の2種類を作成しており、POSレジメーカーの協力のもとPOSレジの特長やPOSレジを導入したクリーニング店へのインタビュー、費用面でのサポート制度などを掲載しています。
特に、POSレジを初めて導入した店舗へのインタビューでは、パソコンが苦手で手書きの顧客台帳とお預り証を愛用していた方に話を伺い、POSレジ導入の経緯や不安に感じていたこと、実際に使い始めての感想までを紹介して、未導入で同様の不安を抱えている事業者の参考になるようにしました。

なお、POSレジガイドブックは10月末に都道府県の組合へ組合員数分を送付しています。
この他、ICT活用促進セミナーやPOSレジメーカーを通じて頒布を行っています。

POSレジガイドブック「〈クリーニング店〉POSレジのすすめ」
作成ワーキングチーム(敬称略)


中村健太郎(クリーニング情報ネットワーク協議会 会長)

小峰 匡史(株式会社ライト システム事業部 係長)
片山  徹(全国クリーニング協議会 事務局長)
宮崎 昌幸(クリーニング情報ネットワーク協議会 事務局長)
鈴木 康文(全国ふとんクリーニング協会 常務理事)
金子 征実(クリーンライフ協会 専務理事)