お知らせ

2015年8月28日

平成27年度クリーニングサービスに関する利用者意識調査 テーマは「セーター・カーディガンについて」(中央青年部会)

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中央青年部会(小黒一也部会長)の需要開発研究委員会(田村直仁委員長)は、平成27年度のクリーニングサービスに関する利用者意識調査のテーマを「セーター・カーディガンについて」に決定しました。
平成26年度の調査「衣類の保管と衣替え」では、セーター・カーディガンは保有率98%であり、クリーニングと家庭洗濯を行う割合が半々でほぼ同じという結果が出ました。セーター・カーディガンは、近年のウォッシャブル製品の増加やドライマークの衣類が洗えるとうたった家庭用洗濯洗剤、家庭用洗濯機の進化などの影響によって、以前より家庭洗濯への抵抗が少なくなり、大半がクリーニングに出す傾向にあるコートやスーツに比べて、クリーニングの良さを実感する機会が少ないアイテムであると言えます。
家庭洗濯の機会が多い一方で、過去の調査からセーター・カーディガンは「家庭洗濯による失敗経験」が多く、素材やデザインなど品物ごとに適した洗いや仕上げを消費者が家庭で行うことが難しいアイテムであることも事実です。特に、女性物のセーター・カーディガンはカジュアルなものからファッション性の高いものまで、バリエーションが豊富であり保有着数も多いと考えられることから、今後更なるクリーニング需要が見込めるアイテムでもあります。
そこで本調査では、1.セーター・カーディガンの家庭洗濯の実態および利用者が感じているクリーニングに出すメリットを的確に把握すること、2.失敗のリスクを抱えた家庭洗濯に対し、プロによる「品物にあった適切な洗い」「汚れ落ち」「仕上がり」など品質の良さを利用者に明確に提示できるようにすること、3.特に長く着用したいと思う大切なセーター・カーディガンには、プロだからこそできるプラスの提案を行っていくこと、をポイントに調査・分析を行います。
また、今回はエステー株式会社とのコラボ事業として、アンケートの回答者に衣類用防虫剤「ムシューダ」の試供品を提供し、店頭ポスターと連動して衣類をしまう前のクリーニングとしまう時の防虫剤の使用を呼び掛けていきます。

平成27年度クリーニングサービスに関する利用者意識調査

◇調査期間 9月19日(土)〜10月31日(土)
◇調査方法 ・全国の青年部員が、一人あたり10名の利用者に対して聞き取る方法
      ・クリーニングの日のキャンペーンとして各組合や青年部が行う街頭調査
      ・インターネット上で利用者が回答する方法(10月1日より開始予定)
       中央青年部会ホームページ
◇報告書の完成 平成28年3月下旬