お知らせ

2022年7月1日

第64回全ク連通常総会を開催
小池広昭氏が6期目の会長に就任
次世代育成・クリーニング師試験の全国統一・エシカル対応事業に取り組む

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慎重審議の上、上程された全ての議案が可決されました

全ク連は2022年6月27日(月)、コモレ四谷(東京都新宿区)にて第64回通常総会および令和4年全国クリーニング業政治連盟定期大会を開催しました。
開催にあたっては感染予防の観点から今回も通常出席、委任状出席に加え書面による審議参加も可としました。また昨年度同様、委任状出席または書面表決済みの組合に限り、希望組合にはWEB会議システムを用いたインターネット配信を行いました。

開会式の挨拶で小池広昭会長は、組合青年部や中央青年部会が危機的な状況にあることを受け、令和3年度の重点事業として次世代育成に関する意見交換会を立ち上げ議論を行ってきたこと、次世代育成支援事業の成果の一つとして沖縄県組合に青年部が発足したことや、発足に至るまでの同組合の取組みを組織強化の好事例として報告しました。
加えて、コロナ禍が続く中で出席いただいた参加者に感謝の言葉を述べると共に、本日の議案についても慎重審議をお願いしました。

続いて、厚生労働省・後藤茂之大臣より祝辞を頂戴し、新型コロナウイルス感染症や原油価格・物価高騰が大きな影響を及ぼす中、変わらず衛生水準向上にクリーニング業が貢献していることに感謝の言葉をいただきました。
また、一般財団法人全国中小企業共済財団・菊池弘理事長からは、全ク連生命共済が組合員の協力のもと安定的に運営されていることが報告され、加入促進等、一層のご協力がお願いされました。


挨拶を述べる小池会長

第64回全ク連通常総会には1~8号議案が上程され、執行部が議案説明および質問への答弁を行いました。本総会は47会員中、出席会員47(うち通常出席26、委任状5、書面16)で、定款第18条1項の規定に則り適法に成立し、上程された議案は慎重審議の結果すべて可決されました。
なお、令和4年全国クリーニング業政治連盟定期大会についても、47会員中、出席会員47(うち通常出席25、委任状6、書面16)で政治連盟規約第10条5項の規定に則り適法に成立し、上程された1~5号議案は慎重審議の結果すべて可決されました。

また令和4年度は改選期にあたるため、第8号議案「任期満了に伴う役員改選について」により選任された新理事による三役互選理事会が行われ、会長に小池広昭氏、副会長に野澤勝義氏、森鉄雄氏、小倉正基氏、専務理事に金子征実氏が選任されました(令和4年6月28日就任)。


三役互選理事会で決定した新三役。左から金子専務理事、野澤副会長、小池会長、森副会長、小倉副会長

全ク連新役員(第34期)

第34期全ク連新役員
会長

小池 広昭

副会長

野澤 勝義
森  鉄雄
小倉 正基

専務理事

金子 征実

理事

大久保圭司
川﨑  徹
笹村  勝
田村  巖
有賀 秀雄
山野 陽生
木村 浩二
岩田 美和
小野 雅啓

監事

鈴木 義道
片岡 一郎

第64回全ク連通常総会の上程議案

令和4年度は、横断的対応を要する特別事業として、厚生労働省や関係機関と連携しながら新型コロナウイルス感染拡大防止対策や事業者支援を継続します。
次世代育成事業については令和5年度に「ブロック次世代支援会議」(仮称)での活動を開始できるよう、令和4年度は組合・組合青年部・全ク連・中青会の4者によるブロック会議を開催し、47組合が今後も存続できるよう、ブロック内で次世代育成に関する議論を深めます。
同じく継続事業として、クリーニング師試験の全国統一化にむけて都道府県へのヒアリングを継続し、厚生労働省とも協議しながら協力体制を醸成していきます。

また新たな事業としては、令和4年4月のプラスチック資源循環促進法施行への対応をはじめ、今後もクリーニング業界にはエシカル(=人や地球環境、社会、地域に配慮した)な企業活動が求められることを受け、組合内で安全安心対策指導員の養成を実施します。
さらに、コロナ禍によるライフスタイルの変化等を受けたクリーニング需要減少に対し動画等で需要喚起を行う消費者PR事業や、利用者と組合員店をマッチングし利用につなげるWEB上のプラットフォーム構築事業を実施します。

※掲載の写真は挨拶、および記念撮影に際して特別にマスクを外しています